あかつきの実践ブログblog

苦難の末 生まれた桜

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先日のブログでも、竹澤介護主任が紹介しておりましたが、あかつきには新しい桜の木が5本あります。

綺麗に濃い色の花を咲かせ、ヘルパーさんをはじめ、外部からの訪問者様数名に「あの桜は何という名前ですか?」とお尋ねされましたので、本日はこの桜についてご紹介したいと思います。

この桜の名前は陽光桜(ヨウコウザクラ)といい、花言葉は精神の美しさ、優雅だそうです。

陽光桜は天城吉野寒緋桜との交配により生まれた品種で、ソメイヨシノより少し先に咲き、つぼみは濃い赤紫で開花すると鮮やかな花を咲かせる桜です。

 

「戦争という、二度とこのような悲惨なことを繰り返してはならない。戦死した教え子たちの鎮魂と、世界恒久平和への願いを託して新しい桜を自分の手で作ろう」と、

2001年に92歳で亡くなられた高岡正明によって生み出された桜だそうです。

植物遺伝学上、桜は人工授粉で新たな品種をつくることは不可能だと言われる中、不屈の精神で試行錯誤を繰り返し、30年の歳月をかけ生み出されたそうです。

この高岡正明氏の生涯をモデルに描かれた映画があります。

その名も、

陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-

 

新型コロナウイルスの影響で、休日の過ごし方にお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この機会に高岡正明氏の生涯に触れてみられてはいかがでしょうか?

 

相談員 髙橋