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「連休中のお仕事」中村🍀

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4月末からのゴールデンウィーク中の祝日に、2回の宿直勤務が当たりました。とは言っても、勤務表を作っているのは私なので、自分で入れたのですが。

施設長になり祝日はお休みを頂けるのですが、職員数の都合上どうしても宿直は外せません。それで2回目が5/5こどもの日に当たり、いつも通り朝から出勤しておりましたら、熊本市外のとある特養の施設長からお電話をもらいました。

私よりも随分ベテラン(施設長になられて30年以上)の女性の施設長ですが、私が若い頃からよく”アイデアをくれない?”と助言を求められたり、時間があれば施設に来られて雑談して帰られるなど、今はコロナ禍で来園は難しいですが、ちょくちょくご連絡を頂き、職員たちももう覚えてしまっているくらいの施設長さんです。

今回は、①グループ内の軽費老人ホームのPRを熊本市内の包括支援センターにもしたいのだがどうだろうか?という事と、②その入居案内の内容を添削してくれないかとFAXが併せて届きました。①には、熊本市内だけでなく、その近圏の地域にもどうですか?とお教えし、②には、現状でもう少し介護について門戸を広げておかないと、申込数は上がらないのでは?とお答えし、自立の方ばかりを欲しがっていては軽費も難しいと改めてお伝えし、その方向転換は施設長がお決めになるべきと申し上げました。

若輩の私の意見にもちゃんと納得されたうえで、「職員たちには言うね!だけど、この案内状も宛名書きも郵送するのも私がしてやらなんとよ!?」と若干お怒りモードでした。「その雑務も職員の仕事だよ!とおっしゃられればいいのに」と返しました。祝日に出勤してこの仕事をしているわけですから、わからないでもないです。職員に仕事を任せられない現実と、逆に職員に頼られて断れないご自分に歯がゆいと。今は特養の施設長で軽費には別の施設長がおられるのに、統括でオーナーというお立場から、このようにお忙しくされているんだろうと推察できました。

付け加えて、「そばってん、中村君は祝日でもまだ泊まりよったいね。月に何回ぐらい泊まりよっとね?私ばっかじゃなかね。中村君の方が大変かもしれんね」と、現場にまだ入っている私の方が大変だと、ご自分で納得されていました。

同様に私も職員たちにさせるべき仕事を私がしてしまっている現状がまだあります。「施設長がせなんこと?職員にさせなきゃ覚えんよ」とか、「中村さんがいなくなったら誰が出来るの?」など言われることもしばしば。だいぶ前から自分でもわかってはいるのですが、手放し切れていません。

先輩施設長は、何だかんだドンとされています。高齢者施設をいくつも(3~4施設)統括され、外国人労働者も10人以上受け入れていると聞きます。私と違い現場には入らないでしょうが、先頭に立って仁王立ちしているイメージです。

ドンと座って目配り・気配りをメインの仕事にして、大事な時に頼れる責任者が理想ですが、そうなる為には自分自身の努力が必要なわけで、見習うべきは私の方です。ドンっとなれるように頑張らねば!!!

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀