あかつきの実践ブログblog

「自由さ…」中村🍀

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我が家では、妻が5月中、私が6月中にコロナワクチン接種を先行で終えさせていただきました。身内には65歳以上も多く、医師・歯科医・薬剤師・看護師と医療従事者も多いのですが、これらの親類はすべて打ち終わりました。あとは12歳以上の者だけで、熊本市内では7/10より予約受付が始まり、直接的には大学生の娘と中学生の息子が対象です。

娘は福岡ですが、大学での職域接種は行われず、遠隔地として福岡で受けずに帰熊し、妻が働く病院で受ける事にしたようで、7/10の8時30分からの受付開始で8時33分には”予約取れたよ!”とラインしてきました。もれなく息子も同じ病院で同日に受けられるように私が予約し、7/26に2人とも1回目を済ませることができました。あくまでも任意ですから、それぞれに打つかどうか確認した上です。

娘は、保育の勉強をしており、大学2年ですが秋から実習が始まり、初は自身が卒園した幼稚園に決まっているそうです。2月には保育園実習も控えていることから、その準備もしており、いくつかの園に実習受け入れの問い合わせをしたところ、ほぼ100%で”ワクチン接種の予定は?”と聞かれたそうです。受けていないより受けていた方がより良いのだろうと感じたようで、早めに受けようと決断したようです。学内(女子大)では、”ワクチンを打つと妊娠しにくくなる”などの定かではない情報により、打たない学生が多いそうです。単位として実習が必要な学生はしぶしぶみたいな感じだそうで、それも100%ではないそうです。娘は強気に、「誰がデマ情報流すとやろか!?私は絶対打つけん、予約の日はお父さん迎えに来てね❕」と...らしいと言えばらしいです。

息子は、極度の食物アレルギーで、現在月1で一泊の入院をしながら負荷検査を受けています。12歳以上でもワクチンが受けられるようになるという報道がされた直後の入院時に、自ら担当医に”ワクチン接種が受けられるようになったら、自分のアレルギーは大丈夫ですか?”と聞いてきたそうで、退院時に接種3日前から服用する予備投与薬が処方されていました。理由を聞けば、「修学旅行があるし、それに自分がコロナに罹ったらアレルギーや喘息を持っているから死ぬかもしれない。お父さんたちにも迷惑かける」と言いました。先日7/24に息子の部活の引率をしまして、顧問の先生に/26にワクチン接種をするため部活を休むことを伝えた際に、先生からも一言「息子さんからも聞いてます。部員内でも一番に打ちますね。お父さんたちが福祉の仕事をしているからと言っていましたよ」と。娘も同じことを言っていました。親が二人して医療・福祉系だと、物分かりのある子供ならそう思いますよね。”若い男子はワクチン接種すると心筋炎や心膜炎になるって?”と言いつつ、確率の低い情報だと息子調べで知りました。賢い子たちではありませんが、大人の階段はしっかりのぼっているようです。

任意ですから、打つも打たないも自由なわけです。中には打ちたくても打てない持病のある方や、妊娠初期で今はタイミングではない方など様々です。私はこの仕事をしているから打ったわけですが、この仕事だから打たなければならないという私の普通は、打たない人から見れば普通ではないのです。考え方の違いがあって当然ですかね。

一概にデマだけでなく、不確かであり、専門家でもわからないと言ってしまうような情報もあり、こればっかりは仕方ないのかもしれませんが、それでも、感染拡大地域の感染率を見れば、接種率の高い高齢者の感染が格段に減っているのも事実であり、感染するより接種した方がいいと思ってくれる人が多い方がいいと思ってしまうわけです。様々あるのが社会です。自由なことが豊かであると思わなきゃいけませんね。

絶対ではないことを否定できないのが今の現状ですから、私のような境遇では、わが子たちや家族がワクチン接種に前向きであったことや、職場の職員やご入居の皆様が100%で接種してくれたことに感謝するしかありません。

因みに、1回目の接種を終え、娘は微熱(37.1℃)があった程度で、ほぼ副反応はなかったようですが、息子は打ったその日の晩に嘔吐がひどく、熊本弁で言う”ひんだれた”状態でしたが、翌日には朝から部活へ行き、見学だけの予定が少しは練習ができたとのことでした。息子の嘔吐は予定外でしたが、とりあえずこの程度で1回目は済みました。2回目(8/16)はどうなるかな?

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀