あかつきの実践ブログblog

「分相応」中村🍀

カテゴリー:あかつきの実践ブログ

          🎄今年のあかつきのイルミネーション🎄

「その人の能力・地位にちょうどふさわしいこと」というのが分相応の意味ですが、先日知り合いが新車を購入され、相応なその車を自慢されていたので、「よかですね~」と、持ち上げた話がありました。未来的な内装やエンジンを見せていただき、うらやましさ全面に出しながらの会話です。

「ようやくあこがれのベ〇ツがもてたよ。5年ローンだけどさ、もう楽しくてたまらんよ!」 

「いや~お似合いです! 俺にはベ〇ツとか似合わんですもん」 

「似合うとか似合わんでなくて、中村君にはベ〇ツはまだ早かな。ていうか、まだまだ不相応だろ」

冗談ながらに話しました。この方はとてもいい方なので、不相応だと言われても嫌な気持ちにはなりません。むしろ自分でそう思っています。ベ〇ツは私の選択肢には一生出てこない車なので、欲しいと思わないのが現実です。今車を買い替えるのは私にとって贅沢なことと半ばあきらめもあり、そこからしみ出てくるうらやましさがあるのは確かですが、高級セダンとか輸入車などは、とても私には似合わないですし、周囲の知り合いや先輩方が乗られている車は選択肢から除外する傾向があるので(いわゆる忖度ですが)、どうしても相応な物からチョイスしてしまいます。もちろん身の丈に合わないものは、支払いだって大変ですから、お金持ちでもないので、見栄を張ったりせずに現状で満足しておかないとと、自分に言い聞かせています。

分相応に生活するのって、何だか夢がないというか、分不相応という言葉と相対していることでマイナスイメージに捕らえられてしまう気もしますが、”自分を知っておく”という意味でもあると思うので、逆に”もっと頑張らねば!”という積み重ねに通じていきます。頑張ったところで現状に大きな変化はないのですが、自分を知っていることで我慢することや、地道な積み重ねができるので、不相応な欲求が出て来なくなります。”味気のない生活””面白みのない生活”が、今の自分であることは理解しておかないといけないのです。(自分を律している状態です)

スポーツカー好きで、最初の車から数えて4台目までスポーツカー。そのうち3台は当時のトヨタのモンスタースポーツカーでした。こだわって同じ車種に乗り続けましたが、当時家内から、「うちにお金がたまらないのは、あたの車のせいだからね」と…贅沢させてもらいました。あの頃を思えば、若かったことや子供もまだいなかったので、好きなこともできていたわけですが、これが今も続いていたら、子供も持てていなかったかもしれませんし、家も購入できなかっただろうと思います。

こんなことが考えられるようになり、私も随分と理性がつきました。今は相応にして目標は失わずに、きっと必ず”面白みのある生活”が感じられる時が来ると思って、それまでしっかりエネルギーを蓄えておこうと思います。

私の場合、分相応にしておくことが今のベストです。

🎌勤労感謝の日、今日も働いている皆さん! お疲れ様です_(._.)_。私も今日はお仕事です❕

あかつき・施設長・中村🍀