2025年問題
少子高齢化が進み、超高齢化社会を迎える日本
約800万人もの団塊の世代の方達が後期高齢者(75歳以上)になると言われています。
国民の4人に1人が高齢者と増加する半面、労働人口は減っていくため様々な問題が目前に迫っています。
軽費老人ホームとしての役割と課題
軽費老人ホームやケアハウスは、入居における費用の安さや60歳から入れるという敷居の低さ等から、団塊の世代の方達が最初に入居される可能性が高い施設と思われます。
課題としては
「主食をパンにしてほしい」
「お茶じゃなくてコーヒーがいい」
「揚げ物が好き」
等の食に関する嗜好の変化や
「トイレを流していない」
「お風呂のお湯の温度がぬるい(または熱い)」
等の共有スペースに関するご意見の増加や (この辺りは今の軽費でも時々上がっているお声ではありますが、より増えるものと思われます)
「レクには参加しない」
「運動会って、ここは学校なの?」
等の行事に対する好みの変化
他にも課題は多く出てくると思いますが、私が今考えるものだけでも、これだけの数があがります。
残り3年
2022年現在、2025年問題まで残り3年となります。
上記の課題に向けて、どのような取り組みや対応ができるのか?
これらは、軽費老人ホームやケアハウスだけでなく、全ての高齢者施設や福祉に関わる事業所等が考えないといけないことでもあると考えます。
かなり難しいとは思いますが、少しずつ考えたり変えれるところは変えていけば2025年に慌てずに対応することは回避できるのかなと思う今日この頃です。
介護:竹澤