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【要注意】夏の戻り

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先々週は朝夕と涼しくなり酷暑の夏が終わったかと思いきや、台風の影響により太平洋高気圧が北へ移動し夏が戻ってきてます(^^;

入居者の方も長袖を準備される等、衣替えを始められる方もいらっしゃる中での夏の戻り。

こうなると再び懸念されるのが脱水や熱中症

高齢になると「喉の渇き」や「暑さの感覚」が衰えてくるので、どうしても水分への意識が疎かになってしまいます。

そして、喉も乾かないのに水分を摂るというのも少し苦痛を伴います。

特に脱水を引き起こした時の飲水は難しく、点滴を打たざるを得ない状況も少なくなくありません。

その為、『予防』が大事になってきます。

 

高齢者の方が1日に摂るべき水分量は1,000㏄~1,500㏄(食事の水分を除く)が目安です。

…多いですね(^^;

この量を毎日摂るというのは難しいものです。

中にはコーヒーやお茶などで水分補給しようとされている方もいらっしゃいます。

利尿作用もあるので水分補給には適していないのですが、「飲むこと自体が水分補給ではない」ということ等を先々月の看護師&栄養士の健康教室や、お話会でも皆さんには説明させて頂いている次第です。

しかし、今回のような夏の戻りは少しイレギュラーな事でもあるので、先週から水分補給の声掛けを行い脱水や熱中症の予防を心がけていました。

今週末から気温が徐々に下がってくるようなので、少しだけ安心でもあります^^

 

介護:竹澤