あかつきの実践ブログblog

「エゴを自制するいくつかの言葉」中村🍀

カテゴリー:あかつきの実践ブログ

最近、自分には知識がまだまだ少ないと思い、ただ単にテーマを決めずに本屋さんの中をウロウロしています。そうすると様々なテーマの本があり、自分が多くのことをさらに学べるということに気づかされます。ある哲学者は「”既に知っている”そう思ったら何も学べない」という言葉を残していて、全てわかったつもりになった時、私たちの学習はストップすると言っています。色々興味を持たねば!そんなウロウロの中で、自己啓発本みたいなものが目に留まりましたので、憶えている範囲でご紹介します。

現代はSNSなどで注目や承認を得ながら、おしゃべりを延々と続けており、様々な物への取り組みに必要な困難で辛い仕事に立ち向かうリスクを回避していると言います。そこである俳優が「無駄口をやめて仕事に取り組む」と言いました。黙々と仕事に努力しなければ、孤独感に立ち向かうリスクが壁を作ってしまうと言っています。目の前の努力(仕事)にこそ全力を注ぐことが大事なのかな?

”幻聴をかき消せ!”ということを言ったある小説家は、私たちは頭の中で再生している自分の声の危険性を訴えています。自分の才能やいかに人に好かれているかや、どれほど人から誤解され謙虚に生きているかを捨てることが正しいとのこと。どんなに不快でもリアルな現実を受け入れる方が望ましいと言っているようです。リアルな私はそこまでいい人間ではないのですが、いい人には見られたいものですよね⁉

その他、「情熱の落とし穴を知る」という言葉。情熱は目標達成への大きな原動力かもしれませんが、情熱が沸き上がった時こそ冷静でなければ、大きな失敗をしてしまうことがあると、ある開発者が言っています。思い上がらないようにしなきゃ! また、「成功の物語を語らない」という言葉。成功するということは順調なものではなかったはずなのに、不確実な成功のために苦労や努力をしてきたはずなのに、その過程という事実に徹してきたことを整理してしまってはダメだと、あるスポーツチームの監督が言っています。驕ってしまってはいけません!

そろそろ最後にします。

「わたし病」に注意を払うということ。前述の成功につながるものですが、成功は自分の重要性を主張しようとするエゴの発生原因です。”私がしたのよ!・俺が見つけたんだけん!”とあーだったこーだったと成功体験を話している人を見て私は思うのです。”そんなの俺だってしょっちゅうあるわ...”と。だからってあまり口に出して言わないようにしています。お馬鹿に見えてしまうからです。セルフチェックをしながら、”こんな事は誰でもできることだ”とか、職場では”チーム皆で動かしていて、自分一人が動かしているのではない”などをいつも心に留めておく必要があると私は思っていて、これは私の言葉です。

本屋でのウロウロで、新しく趣味となりそうなものを眺めたり、受験生の息子にいい参考書はないかと選んだり、面白そうな小説はないかや、それこそ自己啓発本を眺めたり、ほぼ立ち読みですが、中々の暇つぶしになります。因みに、息子への参考書に5000円も使ってしまい、家内からはお小遣いの援助が受けられませんでしたが、息子はそれの問題を解いていまして(英語の問題を私に聞きに来ました)買って良かったです。

10/23(日)七城のコスモスを犬とともに眺めに行きました。

 

あかつき・施設長・中村猛🍀