学童保育施設の実践ブログblog

優しい気遣いに…《南小クラブ》

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ある日のおやつ後の事…。この日は、先日作ったお餅の日で、お皿を使用しました。使った後は、手洗い場に、食器を入れる桶を用意し水を溜めているので、食べ終わった子は、各自でその桶の中に入れにいきます。もちろん、その後の後片付けはしなければならないのですが、基本、子ども達には、少しでも長く遊んでもらいたいので、部屋当番の指導員が洗うようにしています。しかし、必ず誰かが皿洗いのお手伝いをしてくれるのです。この日は、私が部屋当番。いつものように、子ども達が外へ行った後、皿洗いを始めようとしたら、五年生のUさん、六年生のKさんが「先生!いいよ!皿洗いは私達がするけん!」と言ってやってきました。思わず、私も「えっ!いいの?遊びに行かなくてもいいと?」と言うと、「大丈夫!先生は、いつもバタバタしてるけん、今日はゆっくり休みなっせ!」と言うのです。いやぁ~、この言葉を聞いた時、なんて優しい子達なんだ!優しい気遣いに、嬉しかったですね!

「皿洗い頑張ります」

皿洗いは二人に任せ、私は、部屋に残っている宿題中の子達を見たり、お迎え来る保護者さんの対応をしていました。その後二人から「先生!終わったよ」と言われ、皿洗いは終了!その後、こんな質問をしてみました。何で、私がバタバタしているように見えるのか?すると、「いつも先生は、みんなをまとめたり、お迎えの時は、お母さん達と喋っていたり、とにかく、いつも動いているから!」と言います。確かに、言われたらそうだな?と思いつつ…。そう思うと、子ども達も私達の行動をよく見ているんだなと思いました。私達が常に、子ども達を見ているのと同じように、子ども達も私達を見ているって事ですよね!でも二人の優しい気遣いには、本当に嬉しかったです。ありがとう!助かったよ!

高木佐代美