夏休みに入った8月1日、MOA美術館の鳥山さんから尾形光琳「紅白梅図屏風」の実物大のレプリカを見せていただき、「美術鑑賞会」を体育館で行いました。
その後、希望者の子ども達(35名)が「MOA美術館熊本児童作品展」の絵画や書道に取り組みました。(入賞者9名)
その繋がりの中で冬休みの最終日、1月7日にMOA美術館インストラクターをされているメンバー6人の方にお茶会をしていただきました。
始めに鳥山さんから、「織田信長の時代のお殿様は、習字やお茶を嗜んで背筋をピンとして、お稽古に励まれたこと等」話された後にお点前のデモンストレーションをみんなで見ました。
それから、前半と後半に分かれて、ほとんどの子ども達が初体験のお茶をいただきました。
「……(いつになく真剣に聞いている子ども達)」
冨田さん(味噌や小麦粉の購入先の農家)手作りのお団子(無農薬、無肥料の黒大豆、もち米、米粉、小麦粉)を作っていただいたので、始めにそれを味わってからのお茶でした。
「なんかめっちゃ緊張した(笑)」
最後の感想発表では、数人発表し、5年生のT君が2分程上手にまとめて、
「テレビで(世界一受けたい授業)エリート中のエリート、皇宮警察の人が、お茶のお稽古をしているところを見たことがあります。」
には、鳥山さんもビックリ!
味わったことのない子にとって抹茶は、「未知との遭遇」だったことでしょうが、「苦かったけど美味しかった!」と何人も呟いていました。
日本の伝統文化の体験は、一生の思い出になったことだと思います。
徳永