学童保育施設の実践ブログblog

キャッチボール 【緑のなかま】

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ある日の延長保育のことです。
珍しく、延長保育は男の子1人だけでした。
 
「なにしてあそぼうか」
 
と尋ねると、小さな柔らかいボールを手にとって、
 
「キャッチボールしたい」
 
とのこと。
ということで2人でキャッチボールをすることにしました。
 
最初は投げることとキャッチすることに集中していましたが、慣れてくると話しながらキャッチボールできるようになりました。
 
最近の学校のこと
保育園時代のこと
仲が良いお友達のこと
 
 
お互い、キャッチしてから投げる時に言葉を投げかけていました。
 
30分ほどボールでキャッチボールをしながら、言葉のキャッチボールを。
 
色々な話ができました。
 
一対一でじっくり話す機会がなかったので、
いつも同じ部屋で過ごしていても、知らなかったことがありました。
 
私たちに悩みがあるように、こどもにも悩みやきついときはあります。
 
話をして、その子が今どのような気持ちで、どのような状況なのかを知ることができたと思います。
 
後日、またキャッチボールがしたいと言ってくれているのを聞いて嬉しく思いました。
 
一人一人のこどもとしっかりと話して向き合うことで、こどもの気持ちに共感することができ、信頼関係を築いていけるのだと思います。
 
ボールと言葉のキャッチボール、続けていきたいです(^ ^)
 
おまけ
おやつのお手伝い
 
 
弘津