学童保育施設の実践ブログblog

「ドッチボールしようぜ!」《なかよしクラブ》

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 学校から帰ってきて宿題・おやつを済ませると「外行こうぜ!」「良いよ!なんする!?」「ドッジボールしようぜ!」と走っていく子ども達、後から帰ってきた上級生達も次々に参加していき、多い時には20人ほどの人数になっていることも。

『良い投げかたでしょ?♪』

人数が増えてくると試合も白熱していき、「よっしゃぁぁーーー!」と叫ぶ女の子まで出てきます(笑)。上級生が増えてきても1年生だって負けずに果敢に上級生めがけボールを投げていきます!

『あたれぇぇーー!』

そして良いのか悪いのか上級生も本気で1年生めがけて投げていきます。手加減知らずです。

『ナイスキャッチ!』

柔らかいボールとはいえ、顔に当たれば痛いもので涙を浮かべてしまう子も・・・しかしある日1年生の顔にボールが当たってしまった時のこと、すぐに「あっ!ごめん、大丈夫?ほんとにごめんね・・・」「しばらく椅子で休憩しようか?」と当ててしまった上級生や周りの子が優しく声を掛けていました。同じ1年生の子も「大丈夫や?顔は無しだけんまた中に入っていいとばい」と励ますように伝えていました。当たった子も「もぉ大丈夫!」と笑顔になり試合を続けていました。

 今では少なくなってしまいがちな異年齢での交流が出来る事は学童の良いところだと思います。また、こうやって遊びの中でも上級生の優しさや友達同士の思いやりの姿を見ることができ嬉しく思いました。