「先生、ガムテープありますか?」
「ん?あるけど何に使うの?」
「工作だよー!!」
「わかった、じゃあ、大事に使ってね❕」
「はぁーい。ありがとうございます。」
~20分後~
「先生、見てー!!」
「どう?かっこいいでしょ(*´▽`*)」
と言って自慢げに手作りのロボットを見せてくれた2年生の男の子たち‼
ロボットの手足は保育園の夏祭りで使用したかき氷のカップ、顔はティッシュの箱、目は、使用した後洗って干したプラスチックのコップでできています。
体は、ティッシュ箱にお菓子の入っていた袋を裏返して貼り、ピカピカの銀色に仕上げてあります😊
そして、目には細工があるようで・・・・
「先生が見えるよー!!」
なんと、プラスチックのコップの底がくり抜いてあり、そこから覗くとこちらが見えるようになっていました❢❢
まるでその子自身がロボットの中に入っているようでした(笑)
その後も自分たちで作ったロボットが気に入ったようで2人で仲良くロボットと遊んでいました。
帰る時もどっちが持って帰るのか話し合い、大事そうに家へ持って帰っていました(*‘∀‘)
いらなくなった物、使わなくなった物からこんなにもかわいくて、かっこいいロボットを手作りして、
2人で仲良く遊び、大事にしている姿を見てなんだか心が温まりました。
工作をする子どもは多いですが、作った後は捨ててしまう子がほとんどです、、、、。
いらなくなったから、使わなくなったから捨てる。ではなく、こんな風に自分たちで新しい物を作り、「大事にする」ということができるのはとてもいいことだなと思いました。大人になってもこの気持ちを忘れないでほしいです。
芹口冬美