学童保育施設の実践ブログblog

椎茸の駒打ち体験《南小クラブ》

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椎茸栽培名人の宮本指導員が、子ども達に、駒打ち体験をさせてあげたいと言われていて、先日、子ども達と体験する事になりました。前日から準備、カットされたくぬぎの木20本を学童に持って来られ、この日1年生の子ども達が手分けして、花壇のある場所へ運んでくれました。

「駒打ちを待つくぬぎの木達」

そして翌日、体験を行いました。子ども達が帰ってくる前に、宮本指導員が黒板に駒打ちの流れを絵に描き、子ども達の目を引く作戦!案の定、帰って来た子ども達は黒板に目がいき、絵の意味を聞いてくる姿も見られましたよ。そして説明が始まります。参加していた子ども達は興味津々、駒打ちのやり方だけではなく、くぬぎの木も年輪と言って、みんなと同じ年齢があるお話もして下さいました。これには、みんなも「そうなんだ〜」と言いながら聞いていましたよ。勉強になりましたね。さぁ!いよいよ、駒打ちの体験です。まずは、駒を打ち込む為の穴開けです。ドリルを使って一つの木に20個の穴を開けるのですが…宮本指導員の、ものスゴイスピードで穴をどんどん開けていく姿に子ども達も驚きの様子。「先生、スゴイ!穴開けるの早いね」と言いながら、匠の技を見ていましたよ!ドリル使いの名人と称されました。

「ドリル使いの名人技」

さぁ!いよいよ、トンカチを使って駒を入れていきます。

「トントントン」

やり方はとっても簡単、一つ一つ丁寧に打っていきます。綺麗に穴に入っていくので、その瞬間が、とっても気持ちよく、慣れてくると打ち込むスピードも早くなっていきます。まさしく、子ども達も駒打ちの名人になっていました。ちょうど、お孫さんの迎えに来られたR君Y君のおばあちゃん。「裏で椎茸の駒打ちをやってますよ」と声を掛けると、見に行きます!と言って、行かれました。私も様子を見に行くと、お孫さんのやっている くぬぎの木を押さえてあげながら一緒に体験をされていました。おばあちゃんが「こんな体験、なかなかできないですよ。有難いです」と…。本当にそうですよね。4年生のYさんは「これって宮本先生が椎茸やってなかったら、私達、こんな事出来んかったよね。宮本先生ありがとう!」と話をする姿も…。本当に貴重な体験をさせてもらいました。みんなが頑張ったお陰で無事に20本全て完了!さぁ!あとは大きく育っていくのを楽しみにしながら、最後は収穫をして、みんなで頂きたいと思います。きっと美味しい事間違いないでしょうね!食べる日が待ち遠しいです。

            高木佐代美