学童保育施設の実践ブログblog

ツバメの巣 《南小クラブ》

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先月の事ですが…学童玄関の柱にツバメの巣が作られ、その様子を日々観察していた子ども達。親鳥が何度も何度も行き来しては、地道に巣を作っていました。巣作りの様子をどうしても見たくて、1・2年生の男の子達が「先生、ちょっと玄関にツバメを見に行っていい?」と言うので、数名の子達が見に行きました。私も様子が気になり、玄関へ向かうと…子ども達の話し声が聞こえず、何だか静かな気配が!そぉっと覗いてみると…

静かに見守る子ども達

何と!ツバメに見つからないよう、地面に寝転び静かに見守っていたのです。私の気配に気付いた2年生のY君からは「先生、座って!ツバメに見つかるから!喋らんでよ!」と言います。私も、とっさに姿勢を低くし、様子を黙って見ていました。ツバメ達が来る度に「あっ!来た来た」とヒソヒソ声で話をしている姿は何だかとっても可愛かったです。しかし、まさかあのスタイルで観察しているとは予想もつかず。でもどうにかして様子を見たいと思い、考え付いたのでしょうね。その後、順調に巣は出来上がり、無事に赤ちゃんも産まれました。お母さんツバメから、餌を分け与えてもらう姿も、しっかりと観察出来ましたよ。そんなツバメの赤ちゃんも元気にスクスクと育っています。ツバメ達よ!大きくな〜れ‼︎

                                         高木佐代美