ある日の放課後。
学童内にある虫かごの中のクワガタを見つめる一年生の男の子。
「せんせー、クワガタ元気ないけど生きてるのかなぁ」
クワガタがなかなか動かないので、心配になったようです。
虫かごを開けると、動き出しました。
「あ、生きてた。よかった。」
と、安心した様子でした。
夏の初めに捕まえてきたときは、子ども達の注目の的だったクワガタでしたが、今は見向きもしません・・・
そんな中、一年生の男の子は毎日のぞいてくれて、様子を見てくれます。
エサがなくなると、
「せんせー、おなかすいてるんじゃないかな?」
と、教えてくれます。
毎日気を掛けてくれて、大切に育ててくれています。
この男の子に飼われる虫やペットは幸せだろうなぁと思います。
最近寒くなってきたので、そろそろ冬眠の時期です。
また来年元気に起きて来てくれますように・・・
そのころには幼虫のカブトムシとクワガタも、成虫になっているかもですね(^^♪
弘津