「雨ニモマケズ」(しらかわっこクラブ)
私達の白川学童では、なるべく大人があれをしなさいこれをしなさいと決めるのでは無く子ども達が自分達で何をしたいか、どうすれば良いかを考え、自主性、生きていく力を身に付ける事を目標に保育をしています。ブログでもお伝えしてきた年末のお楽しみ会やレゴブロックの使い方も子ども達から出てきた意見を第一に考え行ってきました。これは行事だけに限らず日頃の放課後も同様です。この1年で子ども達の学童での過ごし方も変わってきました。
雨が降ってしまうと子ども達の大好きな外遊びができません・・・年度の始め、特に1年生は外遊びが出来ないとなると何をして遊べば良いかわからなくなる子も居ました。
「ちょっとだけでも外出たらだめ?」
「あーあー何もする事ないなぁ」
と玄関で外を見つめる子ども達の姿がよくありました。
しかし、この1年子ども達がやりたい事を引き出し沢山遊んできた結果でしょうか、呼んでも中々帰ってこないぐらい外遊び大好きな子ども達が
「今日は雨だけん外出れんよね?良し!本を読もう!」
「今日は積み木で遊ぶ!」
「これ❗❗デッカクして、倒れたら負けね」
「どうにかボーリングできないかな?」
と雨の日の過ごし方をそれぞれ見つけて遊べるようになりました!おやつも食べずに外に飛び出すしていく上級生も
「先生!なんか練習しよったらけん玉上手くなったけん!」
「よしできた!」(10回目の挑戦(笑)
指示された事をテキパキこなすことも大切ですが、こうして自分達で考え行動する力はきっとこれから先子ども達の力になるはずです。私達の目指す子ども達の姿を見ることが出来て嬉しく思います。
学童 上田 ゆうた