学童保育施設の実践ブログblog

「虫取りクラブ」(しらかわっこクラブ)

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「虫取りクラブ」(しらかわっこクラブ)

白川学童には生き物大好きな男の子達が結成した「虫取りクラブ」というものが存在しています。6年生のお兄さん2人をリーダーに男の子達が毎日虫取りをしています。しかし男の子達の大本命はなんと言ってもクワガタやカブトムシ!ではそれらが居ない日頃の虫取りクラブの活動はと言うと

※苦手な方すみません💦

「ゲットした!」

「可愛いでしょ?」

そうヤモリです!男の子達はヤモリが大好きで大好きでしょうがありません。誰かが毎日手に持っている状態です( ˊᵕˋ ;)💦あんまり捕まえ過ぎると保育園のヤモリが絶滅してしまうのでは無いかと心配になるレベルです(笑)
初めは捕まえるのが楽しかったようで最後は逃がして帰ったりお友達に渡していたのですがある日
「先生ヤモリってどうやって飼うの?」
と聞いてきました。検索してあげればすぐに分かるのですが、保育園の園長がよくお話してくださる事があります。それは
「子どもの疑問に大人が答えを教えるのでは無く、どうしてだろうね?どうやったら分かるかな?と一緒の目線になって子どもが自分で調べれるように促す」
と言う事です。こうした関わりをしていくことで考える力が育ち、また自分で答えを導き出せたという達成感も得ることができます。私も
「流石にわかんないな、どうにかして調べれんかな?」
と伝えました。すると
「学童に色々図鑑あったよね?それ見てみる」
「俺も家の本見てみるよ」
と見事に子ども達は自分達で考える事を始めました!後日わかった?と聞いてみると
「うん!えっと乾燥しないようにして小さな虫を食べるらしいよ!」
と見事に目標達成です♪最近は子ども達が図鑑を広げている姿を以前より見かけるようになった気がします。
「図鑑って面白いねー知らんかった」
と男の子。調べるという経験をしたからこその意見ですね。子ども達が大事に大事に育てているヤモリなんとお腹に卵があるとの事!このまま上手く育て、生命が産まれる瞬間を是非体験してほしいですね♪

学童 上田 ゆうた