いよいよ新年度が始まりましたね!今年は、新一年生22名のお友達が南小クラブへ仲間入りし、1年生から6年生総勢75名の南小クラブがスタートしました。初日不安やドキドキでお母さんに連れられてやってきた1年生を玄関で温かく迎えれる2年生Yさん。「おはようございます」と優しく声をかけ靴箱の案内から始まり、部屋へ誘導、棚の場所、室内にある玩具の紹介をしながら一人一人迎え入れます。そんな姿を見ていた3年生4年生の子達も、インターホンが鳴るたびに慌てて玄関へ出て新しいお友達だと分かると、丁寧に対応していました。連れてこられた保護者の方からも「学童さんはすごいですね!こうして子ども達が迎えてくれるんですね!なんか安心しました」と言われました。嬉しいお言葉です。なぜ?自然とこんな行動をとってくれるのか?それはきっと自分達も1年生になる時に同じように先輩たちが出迎えてくれた事を思い出したのでしょう。そしてそれぞれが1つお兄さんお姉さんになったという自覚もあったのではないかなと思います。そんな姿は遊びの場面でも見られました。こちらから誘いかけなくても先輩達が遊びに誘ってくれます。この日はとっても天気が良く1日を通してほとんど外に出て過ごすことが多かったのですが、運動場ではドッチボールをしようという事になり、4年生女子が「ドッチボールする人おいでー!」と声をかけ、一年生を誘っていました。次から次にやってくる1年生。あっという間に人が集まりドッチボールは始まります。しかしボールの取り合いでちょっとしたハプニングがありました。この日初めて会ったばかりのお友達なので4年生もきっと、その子のことをまだよく分かっていないだろうし対応に困っちゃうんじゃないかなぁと思いましたが、様子を見ているとまぁびっくり!「2人ともボールを取りたかったんだね」「確かに同時にボールを掴んだよね。」「どうする?」と話を始めます。すると1年生の相手の子が「ジャンケンで決めたい」と言います。その言葉に4年生はちゃんと、もう1人の相手にも「ジャンケンで決めたいって言ってるけどいい?」と聞いていました。双方の思いをちゃんと聞いてあげる4年生の対応に私は感心しました。そして双方の意思も聞いた上でジャンケンをすることになり勝負がつきましたが、お互い納得した上でボールの行方は決まり、続きを再開することができました。指導員の出る幕はなしって感じでしたね 笑。4年生の神対応に感心しっぱなしの私でした。
ドッチボールを楽しむぞー!
まだまだ始まったばかりですが、これから学童生活を過ごしていく中で、ひとりひとりの気持ちに寄り添いながら個性も大事にし、また子ども達にとって学童って楽しい!安心する!また明日も行きたい!と思ってもらえるような、そんな南小クラブになるよう今年度も指導員一同頑張っていきたいと思います。保護者の皆様どうぞ宜しくお願い致します。 高木佐代美