ある日、部屋に積み木(スポンジ)のおもちゃで遊んでいました。
保育者が積んだものを壊したり、両手に1つずつ積み木(スポンジ)をもって叩いたりして楽しそうに遊んでいます。
すると、静かに集中して、慎重に積み重ねているS君。
集中して、積み重ねる時間が長くなり、遊びこむ姿に成長を感じました。
しかし、積むのは難しいようで。。。
9個ほど積めば、倒れてしまう。。。その繰り返しですが、S君は決して諦めませんでした!
12個ほど積んだ時、グラグラしていたので、保育者がそっと手を添え、少しお手伝いをしましたが、S君の身長の高さほどまで積むことができました♢(*^▽^*)
積み重ねきった時の喜びは、大きかったようで、『わ~~~!!!!やった~~!!』と満面の笑みのS君でした♡
子どもたちが嬉しい、楽しい、悲しい、いろんな思いを大人と共感、共有することができると心が育っていきます。
極端な話になりますが、対応せず聞き流してしまうと、子どもたちは、どうせ聞いてくれないと、伝えることをやめてしまいます。
その先には、子どもたちが思春期になり、大人の話を聞かない代償が待っています。
子どもたちが心を育む幼少期にたくさんの思いを共感してあげましょう。