風の子保育園の実践ブログblog

ドキドキ💖 やってみたい!

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 気候も良くなり、はな組の子どもたちも戸外で遊ぶことが多くなりました。 保育士が靴の入った箱をテラスに出すと、自分の靴を出し「早くお外に行きたい!」という意欲を感じます。

園庭には、大きな山やすべり台や砂場があります。 以前はヨチヨチと歩くことを楽しんでいた子どもたちは、少し難しい事に挑戦し始めています。 すべり台の階段を手と足をしっかりと使い、登ったり、降りたり見ている方は、ドキドキ・ハラハラしますが、子どもたちは高さを感じ、どうやって降りたら転ばないか懸命に考え、足を出しては引っこめ、出しては引っ込め「よ~し今度こそ!」と一歩一歩階段を降りています。その表情は真剣です!

 大人の目から見ると、危ないから抱っこして降ろしたり、階段を登らず、すべり台に座らせて滑った方が早く滑れそうだと思いがちですが、子どもの発達過程を見通し、身体の諸感覚の認識を豊かにし、手足・体の運動発達を遊びの中から導いていくことで、自ら体を動かそうとする意欲につながり、大きなケガ防止になるのです。 そんな子どもたちの自ら育とうとする力を、私たち保育士は見守り、時には援助したりしています。