子どもたちは、ごっこ遊びが大好きでアイスクリームやさんごっこやジュースやさんごっこを
よく楽しんでいますが、室内で特に盛り上がっているのが検温ごっこです。
ままごとの食べ物(ナスビ等)を保育者に持ってきてAちゃんが「ピッして」と言っていました。
ピッてなんだろうと考えているとナスビを自分の脇に挟んで「ピッして」と言っていました。
あ、もしかして検温のことかなと思い「おねつピッてするの?」と聞くと「うん!」と満足気な様子。
そこでナスビを脇に挟んで「大変です、Aちゃんお熱があります。」と言うとなぜだか嬉しそうなAちゃん。
「お熱があるので薬を飲むとよくなりますよ」と言うと薬を大事そうにもらい口にいれる真似をしていました。
そのAちゃんの様子を見て、私もしたいと何人も友達が集まってきてごっこ遊びが広がっていました。
こうした遊びを繰り返し楽しみイメージを膨らませることにより象徴機能が発達し盛んに言葉を使うようになります。
また遊びの中で言葉を使うことや言葉を交わすことの喜びを感じていきます。
イメージが自由に行き交うことのおもしろさ、楽しさを味わえるように保育者がたくさん言葉かけをして
一緒に思いを共有して丁寧に関わっていきます。
後藤