風の子保育園の実践ブログblog

ロケット風船(2歳児 ゆき組)

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 子どもたちが持っている物は風船をロケットに見立てたロケット風船です。みんなこのロケットをフープの真ん中に通そうと思いきり投げて遊びました。

 このロケット風船を投げて遊ぶ前に、まず画用紙に絵を描きました。みんな自分の好きな色を選び、自由に線を描いたり、丸を描いたりと自由に楽しく描いていました。

 Hくんに「何を描いたの?」と聞いてみると「何も描いてないよ!ぐしゃぐしゃてした」と予想外の答えが返ってきました。Yくんは風船を早く投げたくて自分で画用紙を風船に巻き付けて遊びは始めていました。

 今回、この遊びを行ったねらいはまず物を掴むときの強弱を少しずつ身に付けてほしいからです。例えば、小さな虫を持つときは優しく持ち、重いものを持つときは力強く持つなどの区別つけていってほしいと思っています。もう一つのねらいは”投げる”という動作を遊びを通して養ってほしいからです。今の子どもたちはボールを投げるという動作が少し苦手な子が多くなっています。この”投げる”という動作は経験していかなければできることではありません。大きくなってからいきなりできるようになるわけではないので、小さい時から様々な遊びを経験して力をつけていくことを大切にしていきたいです。