風の子保育園の実践ブログblog

発想の連鎖(1歳児 ほしぐみ)

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 室内で遊んでいたこの日。以前にも載せた”大型つみ木”で、高く積み上げたり、トンネルを作ってもらってハイハイでくぐったり・・・。それぞれに楽しんで遊んでいたのですが、何か遊びを発展させられないかな~と、近くにいた子ども達に「バスみたいだよ!おいで~」と声をかけてみると、2.3人の子が細長いつみ木をつなげたバスにまたがりニコニコ(*^^*)

「じゃあ、バス出発しまーす! バスに乗ってゆられてく~♪・・・」と保育者が歌いだすと、周りの子たちも集まってきました。2.3人が座れる位のつみ木しかつなげていなかった為、座れなかった子は自らつみ木をつなげたり、保育者につなげてもらい・・・気付けば、こんなに長い大型バスに✨✨

 

 曲がる時は体を傾け、つみ木がズレてしまうとちゃんと元に戻してから又またがったり・・・。

子ども達の観察力と成長に保育者は、驚きと喜びで大はしゃぎ!!子ども達もつられて笑い、何度も繰り返し歌って遊びました。つみ木に乗っていない子も、周りで歌に合わせて体を揺らし、みんなで楽しんでいるなと感じたひとときでした。

 後で知りましたが、お部屋を半分に分けたもう1つのグループはマット遊びをしていたのですが、バスに乗って♪が聞こえてくると、マットで作った山にまたがり、バスに乗っているようにして子ども達自ら遊びだしていたそうです。

 歌と遊びがつながり、子ども達のイメージが形となったことで出来た遊び。この楽しさを子ども達同士、保育者も一緒に味わっていきたいなと思います。

 自己主張が増え、”いやいや期”の子も多くいますが、こういった成長に目を向け、自我の育ちを受け止め、自信につなげるように関わっていきたいと思います。

 

 

村井 彩美