風の子保育園の実践ブログblog

もぐもぐがじがじ(1歳児 ほし組)

カテゴリー:風の子保育園の実践ブログ

給食の時に少しずつ‟自分で食べたい”という想いが強くなってきたほし組の子どもたち。

スプーンで食べる子、手づかみで食べる子それぞれです。

そんな中、先日ほし組のみんなでスプーンすくい遊びをしました。保育者の手作りおもちゃの動物たちにままごとのスプーンでボンボンをすくってたくさん食べさせてあげる子どもたち。

 

「動物さんたち、お腹が空いてるみたいだからたくさん食べさせてあげて」と言葉かけをすると「あ~ん」や「もぐもぐ」と話しながら食べさせていました。スプーンを使うのが得意な子は上手に救って動物たちの口に入れてあげお腹がいっぱいになる様子を見て、いっぱいになったらまたひっくり返して何度も繰り返して長い時間遊ぶ子もいました。まだ、スプーンを使うのが苦手な子もスプーンを持っている反対の手でボンボンをスプーンに乗せて食べさせたり、手づかみの子も保育士がする姿を見て真似したりして遊ぶことができていました。

活動が終わり給食の時間になると子どもたちの口から「もぐもぐがじがじ」と声に出しながら食べる子の姿が見られました。もぐもぐがじがじとは、食べ物をスプーンですくって大きな口を開けて噛む音を声に出して子どもたちに楽しく伝える絵本です。絵本からもたくさん学ぶことがあり、その学びを保育に繋げてみると遊びからの学びも増えてきます。手作りのおもちゃに集中し、遊んでいる子どもたちの姿に「うれしい!」と心の中でガッツポーズ。そして、次は何を作ろうかな!?

次回も子どもたちの笑顔をたくさんいただこう!とワクワクしながら思案する私です。

福田