最近のゆき組のブームは”まほうのれいぞうこ”という絵本。絵本の中のお父さんや子どもがダジャレを言い冷蔵庫を笑わせます。
笑うとクッキーやケーキなどいろいろな食べ物が出てきますが笑わなかったら食べ物ではなく大量の氷がでてくるという内容になっています。
絵本の中の氷には色がついていないが「魔法の氷を持ってきたよ!」と子どもたちに絵の具で色をつけた氷を見せると興味津々で立ち上がりのぞき込んで見る子どもたち。
保育者が氷を子どもたちの手の上に乗せてあげると「つめたーい」と体を縮めて冷たさを表現する子どもや氷が溶けるのが気になり顔を近づけて観察する子もいました。
そして、色がついた氷で広用紙にお絵描きをしてみました。つるつる滑る氷が握れず苦戦するKちゃん。するとE君が来て「こうしたらいいよ!」と手の平で氷を押さえお絵描きをして見せてくれました。また、R君は色んな色の氷でぐるぐると円を書き色を混ぜているのを見てHちゃんやI君が「すごーい!!みかんみかん」とオレンジ色の事を手を叩き褒めているとR君は恥ずかしそうに下を向いていてとても可愛らしかったです。
Sちゃんは溶けた氷の水を手の平全体につけぺたぺたと手型していました。手の平全体に溶けた氷の水をつけているSちゃんの手はまるで手袋をしているようでした。
色つきの氷が子どもたちの手で色んな遊びに変化していきました。
みんなお絵描きに夢中になり顔にまで絵の具がついているのを見ると楽しんでくれているんだなと嬉しくなりました。