かぶを植えて焼く1ヶ月半。子どもたちの水やりの成果が実り、いよいよ収穫の日が来ました。
育てていく中で植物をお世話することが楽しいと感じることができた子どもたち。
また、私自身も野菜を育てたことが初めてだったのでたくさんのことを学ぶことができました。
途中、アオムシに葉っぱを食べられていた時は育ってくれるか不安でしたが、土の中から白くて丸いカブが少しずつ大きくなってくれたことに私は安心♪子どもたちは大興奮でした。
カブを抜くときには「おおきなかぶ」の絵本を読んでいたので子どもたちは保育者を引っ張りながら「うんとこしょ!どっこいしょ!」とみんなで力を合わせてカブを抜くことができました。
土の中からようやく顔を出したカブを見てほし組のみんなが大喜びでした。
その後は抜いたカブにナスとレンコン、オクラを加えて野菜スタンプをしました。
オクラが好きな子はオクラを見て大きな声で「オクラ!」と反応していました。
野菜を子どもたちの前で切り、断面を見せるとカブやナスは丸かったり、レンコンには穴が開いていることに気づいて盛り上がったり、オクラは「きらきらひかる!」とみんなの好きな星の形をしていたりと様々な形を見て楽しんでいました。
スタンプを始めると思いっきり押してみたり、優しく繊細なタッチをしたりと子どもたちそれぞれの性格が表れていました。
またKくんはレンコンでスタンプした形を見て「Kのおててみたいね」と表現しており、「子供の発想はやっぱり面白いなぁ」と感じました。
子どもたちみんなが用意した全ての野菜に触れて楽しくスタンプすることができ、形を見て様々なことに気づき、上手く押せたときには保育者と一緒に喜びあって子どもたち1人1人の素敵な笑顔を見ることができました。
無事に育ってくれたカブに感謝し、今回の活動を通して苦手な野菜が少しでも食べられるようになったり、野菜が好きだった子はもっと大好きになってくれたら嬉しいです。
福田大樹