砂場あそびが大好きなKくん。外に出ると、砂場に一直線!集中力も凄くて、素晴らしいアイデアで色々な物を作ることが得意です✨
ある日の出来事。子どもたちと一緒に、ブランコに乗ってあそんでいました。ふと砂場を見ると、Kくんは砂場で1人、何かを作っているのが見えました。
Kくん、1人で作っていることが多いなぁ。友だちとの関わりも少しずつ経験できると、もっとあそぶ楽しさが広がるけどなぁ。との思いから、声をかけてみました。
私「Kくん何作ってるの〜?」
Kくん「おやま〜」
砂山を見てみると、おもちゃの皿が山に綺麗に埋め込んであって、こんな使い方もあるんだ〜✨と感動しちゃいました😆
私「凄いね〜!このお山の名前は何にする?」
Kくん「えーっと、、ブランコやま!」
え、ブランコ!?きっと友だちがブランコであそんでいたのが気になっていたんだなぁ。
そう思っていた時に、近くに子どもたちが数人集まってきました。Kくんの山を見て、自然な流れで山づくりに参加しようとした時、
「そうじゃない!しないで!」と怒ってしまったKくん。友だちはびっくりしています…。
(うーん、Kくんには友だちも山づくりに入れて欲しいけど、Kくんが自分の山を壊されたり、理想と違う山ができると思ってしまう気持ちも分かるな〜🙁)
そこで、Kくんの様子を観ながら、Kくんの作った山の近くで、他の子ども達と山づくりを始めました。少しずつ大きくなってくると、手を止めてこっちをじーっと観ているKくん。
やっぱりKくんは皆ともあそびたいんだ!と思い、Kくんに聞こえるような大きめの声で友だちにこう言いました。
「皆で作るともっと凄い山ができるね〜!」
Kくんに聞こえたかは分かりませんでしたが、またしばらくして、再びKくんの側に行き、「いっしょにあーそーぼ!」と聞いてみると、Kくんも「いーいーよ!」と答えてくれました。そして、「ねぇ、お友だちもいれていい?凄い山を一緒につくらない?」と聞くと、うん。と頷いてくれました!今回は私が誘う形にはなりましたが、Kくんと友だちは力を合わせて山づくりすることができましたよ😄
作っている途中で、Kくんが「Mちゃん、みずもってきて〜」と頼んでいたので、私はすかさず「Kくん、Mちゃんと一緒に水汲みにいったらどうかな?」と提案すると、Kくんは「いっしょにいこ!」と自ら誘い、Mさんと手を繋いで水汲みに行っていました♫そして、2人で砂場へ帰ってきた時の、Kくんの満面の笑みと、楽しそうな姿が今でも忘れません😆凄く嬉しかったんだな〜と思います!Kくんがまた一歩、友だちの良さを感じることができた1日だったな、と思います😌
保育園は友だちが沢山います。友だちの良さがもっともっと感じれるような、そして一緒にあそんで楽しめるような、そんなクラスを目指していきたいです😊✨
古庄(一)