風の子保育園の実践ブログblog

ぼく、わたしのおうち (3歳児 つき組)

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つき組になって一か月が経ち、

新しい環境や保育士にも慣れてきている子ども達。

「おはよう」と声をかけると、大きな声で挨拶を返してくれたり、

照れたように返してくれたりと様々ですが、

にっこり笑ってくれる子ども達に毎朝癒されています♡

 

そんなつき組の子ども達は、ままごと遊びが大好きで、

「ままごとしていい?」と聞きに来る姿があります。

 

最初は一つのテーブルの上で、おにぎりをお皿に盛りつけたり、

スパゲティを作ったり、まな板の上で包丁を使って切る真似をしたりと、

各々に遊ぶ子ども達ですが、いつの間にか二人、三人と

「ご飯どうぞ~」「いただきま~す」と言葉を交わしながら、

個々の遊びが繋がり一緒に遊び始めます。

 

そして最後はみんなで「ハッピバースデートゥーユー♪おめでと~う!」と、

誕生会が行われていました。

テーブルにはたくさんのご飯が並んでおり、

きっとこうやってお家で祝ってもらうのだろうな~と思いながら見ていました。

 

次の日は二人の子が隣同士に座り一緒にままごと遊び。

Mちゃん「ちょっと出かけてくるわ~。ご飯作っといてね~」

Tくん「作っとくね~。いってらっしゃ~い」

Mちゃん「いってきま~す」

 

Mちゃん「ただいま~」

Tくん「おかえり~ご飯できたよ~」

Mちゃん「うわー!おいしそ~う!」と

小さな夫婦のやり取りが行われていました。

 

ままごと遊びは、身近な人の真似を楽しみながら役になりきる子どもの姿が見られ、

ご家庭の様子が垣間見れるので面白いです。

 

また、目の前にないものをイメージする想像力や社会性、言語能力を高めるなど、

子ども達が成長するうえでとても重要な役割を担っています。

 

子ども達の発想を妨げないように見守りつつ、

時には子ども達と同じ目線に立って、

一緒に展開を楽しみながら、遊びの中で友達同士の

繋がりが広がるよう援助していきたいです。

 

 

緑 恵里