つき組になって一か月が経ち、
新しい環境や保育士にも慣れてきている子ども達。
「おはよう」と声をかけると、大きな声で挨拶を返してくれたり、
照れたように返してくれたりと様々ですが、
にっこり笑ってくれる子ども達に毎朝癒されています♡
そんなつき組の子ども達は、ままごと遊びが大好きで、
「ままごとしていい?」と聞きに来る姿があります。
最初は一つのテーブルの上で、おにぎりをお皿に盛りつけたり、
スパゲティを作ったり、まな板の上で包丁を使って切る真似をしたりと、
各々に遊ぶ子ども達ですが、いつの間にか二人、三人と
「ご飯どうぞ~」「いただきま~す」と言葉を交わしながら、
個々の遊びが繋がり一緒に遊び始めます。
そして最後はみんなで「ハッピバースデートゥーユー♪おめでと~う!」と、
誕生会が行われていました。
テーブルにはたくさんのご飯が並んでおり、
きっとこうやってお家で祝ってもらうのだろうな~と思いながら見ていました。
次の日は二人の子が隣同士に座り一緒にままごと遊び。
Mちゃん「ちょっと出かけてくるわ~。ご飯作っといてね~」
Tくん「作っとくね~。いってらっしゃ~い」
Mちゃん「いってきま~す」
Mちゃん「ただいま~」
Tくん「おかえり~ご飯できたよ~」
Mちゃん「うわー!おいしそ~う!」と
小さな夫婦のやり取りが行われていました。
ままごと遊びは、身近な人の真似を楽しみながら役になりきる子どもの姿が見られ、
ご家庭の様子が垣間見れるので面白いです。
また、目の前にないものをイメージする想像力や社会性、言語能力を高めるなど、
子ども達が成長するうえでとても重要な役割を担っています。
子ども達の発想を妨げないように見守りつつ、
時には子ども達と同じ目線に立って、
一緒に展開を楽しみながら、遊びの中で友達同士の
繋がりが広がるよう援助していきたいです。
緑 恵里