晴れている日に、「外に遊びに行くよ~おいで~」と子どもたちに声をかけて、テラス側の扉を開けると、嬉しそうにニコニコしながら、ハイハイしたり歩いたりしてテラスに出てきます。
しかし、順調にほし組の前のテラスまで出たところで、ぴたりと足が止まります。
子どもたちの視線の先には、階段が・・・
保育者が下に降りて「○○さんおいで~!」と呼んでみると、少しずつテラスの際まで近づいてみる子どもや、だっこしてほしそうな目で保育者を見つめる子どももいます。
そこで、雨の日に保育室内にマットで階段を作ってみることに・・・。
保育者がマットを用意すると、子どもたちはすぐに興味を持ち、急いでマットの上に集まって来ます。中には、声を出して「あはっ!あはっ!あはっ!」と笑いながらハイハイをしている子も(*^^*)
分厚いマットのふわふわとした感触をしばらく楽しんだ後、2種類の厚みの異なるマットを2つ並べて階段を作ってみました。
すると、子どもたちは上手に上の段まで登っていきます。
さて、登ったということは、降りる必要があります。
しばらく考えた後、慎重に床に手を伸ばしてみたり、困った表情で保育者を見つめたりする姿がありました。保育者が四つ這いで登り降りして見せると、子どもたちも真似して降りていました。自分で降りることができるようになると、何度も登ったり降りたりすることを楽しんでいました。
(よいしょ。おりれた!!!)
(う~ん、どうやっておりようかな?)
保育者がだっこして階段の下までおろしてあげることは簡単ですが、子どもたちが自分で考える機会も作れるように関わっていきたいと思います。
槇本