風の子保育園の実践ブログblog

染め紙に挑戦!(4歳児 にじ組)

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 5月から育てていたアサガオも種ができるほど成長しきってしまいました。先日に咲いていた花を使って色水でジュース屋さんを開くことにしました。つき組の子どもたちを誘って、優しく手を繋いだり、声をかけたりして作ってあげたことで、大満足のにじ組の子どもたち。

その日の帰りの会で、作ったジュースの色や濃ゆさの違いに気づく子が数人いました。

「なんで薄い色と濃ゆい色があるんだろう?」とみんなで考える機会ができたので子どもたちと一緒に色の薄さ・濃ゆさや色が混ざり合うと何色に変化するのか染め紙で試してみることにしました。

 初めに保育者が赤と白の絵の具を混ぜてみることに。

「何色になると思うー?」 と聞くと「ピンク」と答える子や、「赤」や「白」と片方の色が勝つという子どもたちらしいステキな意見も出てきました。

混ぜてみて実際に色が変わっていくと、「おー!」とみんなで盛り上がりました♪

そこからは子どもたちの意欲もさらに高まり、「〇色と〇色を混ぜたらどうなるかな??」と次々に意見が出てきました。

そして、最後はアサガオのアサガオの色でもある紫を作ってみました。保育者があらかじめ作っておいたアサガオを見せると赤っぽい紫や、青っぽい紫があったので、「なんで色が違うと思う?」と聞いてみると、「(習字紙に)つけた色が少なかったから」との意見がでてきたので、水の量を変えて染め紙をしてみるとあまり変化は見られませんでした。

 そこで、絵の具の量を変えてみようと提案し、子どもたちと試してみることに。

すると、見事に赤っぽい紫、青っぽい紫の色が出来上がりました。その後、染め紙をするために子どもたちで絵の具の量を決めさせ、色を作っていきました。そうすると、一人一人違った色で染め紙ができ素敵なアサガオに仕上がりました。

 ぜひお家でも子どもたちと色の変化を楽しんでみて下さい。

福田大樹