はな組の保育室には、子どもたちがぶつかっても怪我をしないよう、柱の角をジョイントマットで覆って保護してある場所があります。
木の壁に養生テープで貼ってあるのですが、指先が発達してきて“つまむ”動作が上手になった子どもたちに気付かれました!!
“養生テープが剥げる”ということに・・・
誰かが気付いてつまみ始めると、周りの子どもたちもテープに興味を持ち始めます。
子どもたちは、つまむことができる場所を見つけると、つまんでみたくなるのかもしれません。場所によっては剝がれやすいので、たまたまつまんでみた部分がはがれやすくなっていて、たまたま剥がれたことがおもしろくなって、またちょっと引っ張ってみるのがこどもたちの気持ちでしょうか。そして、ペリペリと剝がれていく感覚がまた気持ちいいのかもしれません。
そんな子どもたちの姿が多く見られるようになってきたので、室内あそびの中でシールあそびを行ってみました。
子どもたちが集中して遊ぶことができて、かつ保育者の目が届きやすいようにするために、少人数で行いました。
机の上に紙と2種類の大きさのシールを用意し、名前を呼ぶと、急ぎ足で椅子に座りに来る子どももいました。椅子に座ると、“はやくそのシールちょうだい”といった様子で、「ん!ん!」と言いながら保育者の方へ手を伸ばす姿も見られました。
保育者がシールを台紙から取りやすいようにして差し出すと、人差し指と親指で上手につまんで取り、指についているシールのペタペタ感を楽しんでいる子どもや紙に貼って剥がすことを楽しむ子ども、集中して黙々と紙に貼ることを楽しむ子どもなど、様々な楽しみ方を姿がありました。
少し大きい方のシールは、台紙から取って紙に貼るまでの間に、折れ曲がるようにしてくっついてしまうこともありましたが、子どもが自分で両手の指先を使い、貼ることができる状態に戻す子どももいました。それぞれの楽しみ方でシールあそびを楽しんでいる様子でした。
はな組の子どもたちは、外へ出たり、体を動かしたりして遊ぶことが大好きです。それと同時に、指先を使った遊びも好きですね(^-^)
体を使った遊びはもちろんですが、指先を使った遊びができる機会をもっと作っていきたいと感じました。
槇本