ペットボトルとビー玉を使って、手作りおもちゃ《ビー玉落とし》を作ってみました。
ペットボトルを揺らし、中のビー玉を、穴に通す遊びです。
早速 子どもたちに見せてみると、すぐに手に取って、傾けたり、揺らしたり、逆さまにしたり…。
少し傾けるだけで、ビー玉がボトルの内側ををクルクル回り、予測不能な動きをするので、なかなか思うように穴に落ちず…まぁそこが面白いところですが。
何とか穴にいれようと集中して遊んでいました。
中には「なら~ん」と諦めそうになる子もいましたが、保育士が一緒にしたり、偶然 穴に入ったことで「はいった~‼」と思わず興奮気味に言う姿も見受けられました。
長く続けていると、コツをつかみ、ビー玉の位置によって、ボトルの揺らし方を変えたり、傾け方を変えたり、大きく振ったりと遊び方(楽しみ方)もわかってきました。
中には、遊ぶというよりも、お気に入りのイラストのボトルを持ってることで満足の子もいたり、マラカスのように音を楽しむ子もいましたが(笑)
シンプルなおもちゃですが、0歳児から使うことができます。
0歳にとっては、転がるビー玉は、目新しく、視線が釘付けになります。
この目で追うという行動「追視」は、発達にとってとても大切なことで集中力もつくのです。
2歳児にとっても、《達成感》を感じたり、《集中力UP》につながったり、《力加減のコントロール》ができるようになったり、キャップ部分を持って揺らすことで《手首の運動》になったりと “いいことづくし”です。
この遊具に限らず、遊具(遊び方)には、成長や発達につながる事がたくさん潜んでいます。
そこを意識して遊び方を伝えることで、子どもたちが楽しみながら成長や発達していけるような保育をしていきたいと思います。
古庄