風の子保育園の実践ブログblog

砂山作り (3歳児 つき組)

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寒い日が続いていますが、

つき組の子ども達は元気いっぱいで、

「今日、外行く??」と

毎日聞きに来る姿があります。

 

三輪車に乗ったり、

縄跳びに挑戦したり、

たくさん体を動かして遊んでいます。

そして、今戸外遊びで特に

盛り上がっているのが砂遊びです。

 

泥団子を作ったり、

ご飯を作って見立て遊びをしたり、

山を作って遊ぶ姿があります。

 

「大きなお山作ろうよ!」と声を掛け、

友達と砂を積み上げる姿がありました。

だんだん大きくなる山を見て、

「い~れ~て~!」と

一人、二人と子ども達が増え、山が完成。

 

「できた~!」

「なんかクリスマスツリーに見える」

「クリスマスツリーにしよう」と

ドングリや落ち葉を見つけて

飾りつけをして楽しんでいました。

 

 

次の日、朝から砂場を見に行く子ども達。

昨日作ったツリーは無くなっており、

「やっぱり無いか~!」

「もう一回山作ろうよ」と声を掛け、

山作りをする姿がありました。

前日と違ったのは、砂を積むだけではなく、

固める姿がありました。

「何してるの?」と聞いてみると、

「こうすると、硬くなる!」

「崩れなくなるんだよ」と

教えてくれました。

 

ツリーに飾りつけをする時、

砂が崩れていくのを、

気にする姿があったので、

それを防ぐために考えたのかな!?と

思いながら見守っていると、

大きくてしっかりした山が完成☆

 

A君が、「ねえ、トンネル作ろう!」と

声を掛け、トンネル作りがスタート。

 

最初は2か所を友達と交代で掘って、

トンネルを作っていましたが、

いつの間にか色んな所から穴を掘る姿が。

そして、崩れてしまった山・・・。

 

それを見て、誰かを責めるわけでもなく、

「いっぱい掘ったから壊れたんじゃない?」

「もう少し硬くせなんかったんだ!」

「水入れたら硬くなるよね!」など、

子どもが自分たちで原因探しをしていました。

 

砂遊びでは、子ども達が試行錯誤を繰り返し、

仮説をもって実験的に自分で確かめ

遊びを楽しむ事ができます。

また、経験をベースにした、具体的なやりとりや、

自分の思いを語る事で、コミュニケーション力を

獲得する事が出来ます。

 

トンネルがうまく作れる日が来るよう、

ヒントをだしながら、子ども達と一緒に

試行錯誤を楽しんでいきたいと思いました。