新年度が始まり、1週間が経ちました。新しいお友達も迎え、よりにぎやかになったつき組です。
初めの日は、新しい担任に少し緊張している様子で、話しかけると恥ずかしそうにしている姿も見られました。一緒に過ごしていくうちに少しずつ、甘えてくれたり、恥ずかしそうにしながらも自ら話しかけたりしてくれることも多くなり、とても嬉しく感じています(*^^*)
さて、園庭にはたくさんの固定遊具があります。
滑り台、アスレチック、ボルダリング、太鼓橋。どれも子どもたちが好きな遊具です。しかし、どの遊具も楽しい反面、遊び方を間違えると大きな怪我につながる可能性を含んでいます。
そのため、固定遊具を使って安全に楽しく遊ぶために、みんなで“遊ぶ時のお約束”を確認しました。今回は、ボルダリングと太鼓橋について、実際に遊具の前で行いました。
保育者が「太鼓橋(ボルダリング)をしたい時にはまずどうするのかな?」と問いかけると、すぐに「せんせいをよぶ!!」「ひとりでしたら、あぶない」とそれぞれに考えて答えてくれました。
次に、「太鼓橋に上っていて、手を離したらどうなる?」と言いながら、保育者が手を離す真似をすると「あぶない!」「おちる!」と言い真剣な表情で保育者の方を見ています。
その後、「三輪車、楽しいな~!太鼓橋の下もくぐっちゃおう!」とお友達が太鼓橋の下で遊んでいるところに、三輪車に乗って太鼓橋の下を通る真似をすると、「あぶないよ!」の声が聞こえてきました。
そして、保育者が実演したことをふまえて、みんなで約束をしました。
- 太鼓橋、ボルダリングをしたいときには先生を呼ぶ。
- 手を離さない。
- お友達を押さない。順番にする。
- 太鼓橋の下を通らない。
約束を確認した後、子どもたちが好きな遊びを始めると、早速、「せんせい、これ(ボルダリング)やりたい!」と声を掛けてくれました。約束を守ろうという気持ちが芽生えていることを感じました。
子どもたちのやってみたい、できるようになりたいという気持ちを大切にしながら、安全に楽しく遊ぶことができるようにしていきたいと思います。
槇本