風の子保育園の実践ブログblog

時間をかけて そら組(5歳児)

カテゴリー:風の子保育園の実践ブログ

 去年から育てているパンジーの花に、例年通りツマグロヒョウモンの幼虫がやってきて、

大切に大切に育ててきたそら組の子ども達。

 

お世話をする中で幼虫のうんちが緑であること、逆さまにぶら下がったらもうすぐサナギになること

そして、蝶になること。

その一つ一つの出来事を幼虫の成長と共に、画用紙に表現してきました。

パンジーの花びらは、5枚であることを知り、半紙のうす染めで表現。

1枚1枚重ねてパンジーの花の完成!!

そして、幼虫とサナギを見ながら、描き。

 

やっと、1匹目が蝶になると興味津々の子ども達。

「図鑑を見てみよう~」 「オスかな? メスかな~?」

「あ~!!、これオスだけ~ん!!」

 

オスとメスの模様の違いに気づくことができました。

2匹目は、メス!!

「今度はメスだけ~ん!!」 「メスの方が模様がきれいだね~」

「私、メスにしよ~」 「ぼくは、オスば描こうかな~」

と言いながら、、蝶の絵も描きました。

 

この絵の完成に約1か月半。 この1枚の画用紙には、子ども達の学び・感動・思い出がたくさん詰まった1枚となったのではないでしょうか。

そして、大切に育ててきたパンジーの花の押し花にも挑戦しましたよ♡

 

一つの教材(パンジー)からたくさんのことを学んだ子ども達。これからもそんな経験をさせてあげたいと思います。    

       右田