ある日のお昼寝の時間。
いつものように子どもたちの布団を運ぼうとすると、
「僕が持っていく!」とRくん。
「ありがとう!助かるー♪」と声をかけると、それを聞いていたほかの子たちも
「持っていくー!」と運び始めてくれました。
中には、保育者の真似をしてたたみ始める子もいました。
子ども達が少しずつ運んでくれるようになると、寝起きが悪かった子も
「お布団運んでー」と声をかけることで、むくっと起き上がり運んでくれるようになりました。
また、保育者と一緒になって寝ている友だちを
「起きてー!」と優しく起こしてあげるようになり、子ども同士の関りも増えてきました。
大人がなんでもやってあげることの方が何事も早く終わりますが、子どもの
「やってみたい!」という気持ちが出てきた時が成長のチャンスだと思います。
気持ちをしっかり受け入れてあげて子どもたちの成長に繋げていきたいです。
福田