もうすぐ敬老の日です。以上児全員で、おじいちゃんおばあちゃんにハガキを送ろうということになりました。
そこで、つきぐみでは色鉛筆で葉書に顔を描くことにしました。
まず、”敬老の日がどんな日なのか”、今回描く紙は”葉書という名前であること”、”郵便ポストに入れると、郵便屋さんがおじいちゃんおばあちゃんに届けてくれること”などを話しました。そして、これから顔を描くことも伝えました。
活動の中で、顔を描くというものが初めてだったので、まず初めに全員で顔のパーツや個数を確認していきます。
保育者が「みんなの顔には何があるかな?」と問いかけると、「目!」「鼻!」等、口々に答えてくれました。
最後に、保育者が「これは?(耳を触る仕草)」と聞くと、「あ!耳!」と、発見したような嬉しそうな表情の子どもたちでした。
そして、次は子どもたちと相談しながら、保育者が見本を描いていきます。葉書には表と裏があり、表には届けたい人の住所が書いてあることも伝えながら、
保:「これ、字が書いてある方(表)と、真っ白な方(裏)、どっちに顔を描いた方がいいと思う?」
子:「白い方」
保:「そうだよね、字が書いてあるところに顔を描いたら、せっかくの絵が良く見えなくなっちゃうもんね」
というやり取りをしました。そして、保育者が見本を描いていきます。
保:「顔ってどんな形?丸い?三角?四角?」と聞くと
子:「丸い!」
(保育者が葉書に大きく顔を描く)
そして、順調に顔が完成に近づいていきました。
保:「じゃあ、鼻はどんな風に描いたらいいと思う?」
子:「三角!」
保育者自身、鼻を三角で表現するということを思いつかなかったので、”なるほど!三角で描けば鼻の形に似るのか!”と思った出来事でした。
次は、子どもたちが葉書に描いていきます。
子どもたちは、それぞれ好きな色の色鉛筆を手に取り、可愛い葉書が完成しました!
完成した葉書は、子どもたちと一緒に郵便ポストに出しに行く予定です。
郵便物を出すことが減ってきた現代ですが、保育の中で郵便を利用することで、仕組みを知る事になればと思います。
そして、今後も、祝日の意味や郵便の仕組みなどを知ることが出来るように、保育を展開していきたいとと思います。
槇本