寒さも本格的になりましたね。
車のフロントガラスも霜に覆われて今年の冬はいつもより
寒さが厳しく感じます。
先日、給食の研修会がありました。
内容を少しだけお話ししたいと思います。
テーマは
よく噛んで食べる事!
よく噛んで食べることにより唾液がたくさん出ます。
唾液が出ることの役割は
1. 虫歯予防・歯周病予防
2. 消化を助ける
3. 消毒
4. 食塊形成
5. 抗がん・抗アレルギー予防
6. 感染予防
7. 脳の成長因子
があるそうです。
よく噛むための3つのポイントとして
① 前歯で噛めるよう食材を大きくする。(小さく切る必要はない)
食材を大きくすることによりよく噛むようになりますね。
口に入らないくらいの大きさで前歯で噛んで口に入れるように工夫する。
② 足は床につけるか正座で食べる。
姿勢を良くすることで誤食・誤飲を防ぐ。
③ 水やお茶は食後に飲もう。
食事途中に飲ませると食べ物も一緒に飲み込んでしまうためです。
私も子どもの時に「30回噛んで食べるんだよ。」とよく言われましたが
研修では30回噛んで食べなさいではなく、30回噛まないと飲み込めない
食事を提供することが大事。
子どもたちは出されたものだけを食べるため周りの大人が意識して食べさせることを
心がけよう。
よく噛んで唾液を出しカミカミの環境を作ることが体つくりの一歩だと。お話しされました。
その通りだと改めて感じました。
病気に負けない体つくりを給食よりお届けできたらと思います。
来年もよろしくお願いします。
給食 宇都宮