緑ケ丘保育園の実践ブログblog

万全を期しての避難訓練

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  熊本震災から2年が経ちます。

あの震災を思い出すと恐ろしさが蘇り、身震いする感覚に襲われます。

大人の私達がそう感じるのですから子ども達も幼いながらその時の情景が思い出され

怖いのではないかと思います。しかし自然災害はまたいつ起きるか予測がつきません。

災害が起きた時、命を守る手立てを身に付けてほしい・・そんな思いで避難訓練を実施しています。

地震・火災・風水害、あらゆる事態を想定して毎月1~2回は必ず行っています。

今回は火災避難訓練を行いました。非常ベルが鳴り園内放送に耳を傾ける時

賑やかだった子ども達の声が一瞬で静まり返ります。

それほど子ども達にとって熊本震災の経験は深いものだったことが伺えます。

火災発生の放送に子ども達は口を手で覆い保育者の傍に集まり避難します。

保育者は子ども達に分かりやすいよう紙芝居をしたり実例を話し火災の恐ろしさを伝え

火災予防の約束を確認します。

「備えあれば憂いなし」小さい頃から防災意識を身に付けることは

いざという時に役立つことだと考え真剣に取り組んでいます。

 

 熊本震災を経験した子ども達、このつらい体験が後の子ども達の命を守る架け橋とならなければ

意味がない。そんな思いでこれからも真剣に避難訓練に取り組みたいと思います。

濱田。