緑ケ丘保育園の実践ブログblog

『砂(土)遊び』〈りすぐみ・1歳児〉

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 12月に入り、だんだん寒くなってきましたが、子どもはやはり風の子ですね!!

りすぐみさんはお外でいっぱい遊んでます♪

 園庭でヨーイドンとかけっこをしたり、鉄棒にぶら下がったり、保育者と三輪車に乗って散歩したり、アスレチック滑り台やコーヒーカップ、海賊船などの遊具で体を動かして遊んだり、砂場遊びをしたり。。。それぞれの好きな遊びで盛り上がっています🎶

 その中でも、砂場遊びは子どもたちに大人気の遊びです💗子どもたちの遊びを見ていると、色々なことをそれぞれに楽しんでいるようです。

砂(土)に触って遊ぶことを楽しむ子がいたり、

「せんせい、みてみて、てがまっくろ~!」

砂場遊具を使って楽しむ子もいます。

「きょうはどのゆうぐでなにをつくろうかな♪」

シャベル、スコップなどの道具を使って砂をすくったり、カップ、フライパン、茶碗などに砂を入れ、かきまぜ、料理に見立てて楽しむ姿も見られます。

 そんな姿を見守りながら、保育者も一緒に遊びながら「おいしそうなごちそうできたね」など声をかけ、楽しさを共感し、遊びが広がるようにしています。

💠砂(土)遊びには、子どもの成長や発達を促す効果が豊富にあるということが言われています。

1.手先が器用になる

砂場遊びで1番活発に動かすのは「手」です。砂や土の感触を楽しみながら、感覚遊びを楽しんだり、様々な動きをしたり(手のひらですくったり、強く握ったり)手の運動量はとても多いので、自然と手先が鍛えられ器用になっていきます。

また、砂場の中でも「立つ」「座る」という動作を繰り返すので実はいい運動になっています。また、「運ぶ」「積む」「待つ」「握る」ことで体のバランス感覚も養えます。

2.創造力が高まる

砂場の遊びは様々で、「今日はどうやって遊ぼうかな」「砂でどんな形がつくれるかな」とアイディア次第で無限に広がります。その為、自然と子どもの創造力、新しいものをつくりだす能力が高められます。

3.社会性が身につく

砂場遊びにはひとりでもできますが、お友だちと一緒に遊ぶこともできます。一緒に何かをつくったり、ごっこ遊びをしたりする中で、道具の貸し借りをしたり、順番を守るといった場面に遭遇することもあり、コミニュケーションを取ることにより、社会性が身に付いていきます。

このように砂場遊びには、子どもの成長・発達に関する沢山のメリットがあります。子どもたちと一緒に遊ぶ時には、共感体験するような声かけ(「サラサラの砂気持ち良いね」「おいしそうな食べ物できたね」など)を心掛け、子どもの創造力を育める様にしていきたいと思っています。これからも子どもたちと一緒に沢山、砂(土)遊びを楽しみたいと思います♪(益田)