緑ケ丘保育園の実践ブログblog

夢中になって遊べるということ【2歳児 うさぎ組】

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最近日差しがどんどん強くなり、外遊びが厳しい季節となってきました。
それなら、たまにはお部屋でじっくり遊んでみよう!
ということで、“チャイルドツール”で遊びました!

チャイルドツールとは、トンカチやレンチ、ドライバーやネジなど、
実際ある工具を模してあるプラスチック製のおもちゃです。
結構本格的に使って遊べるので、やりごたえのあるおもちゃです!
まずはトンカチ等の道具をどのように使うか、みんなで確認していった子ども達。
どのように使うといいか、どうすると危ないか(危険のないように遊ぶにはどうしたらいいか)を
一つ一つみんなで丁寧に確認をしていきます。
保「このおもちゃは“ドライバー”と言います」
子「ドライバー!」
保「そう。これはね、こういうネジの上の形に合わせて…」(目の前でお手本を見せる)
子「………」(道具の使い方をとても真剣に見ている)
話を聞いている途中から、早く使いたくてソワソワしだす子ども達。
保(一通り説明し終わって)「よし、道具の使い方もわかったところで、さっそく遊ぼっか!」
といって、おもちゃを広げると大喜びで遊び始めました!

トンカチで杭をたくさん打ち込む子がいたり、
棒と四角のブロックでくっつけて飴を作る子がいたり、
ペンチやトンカチを上手に使って車や家を作る子がいたりと、
みんな夢中になって遊んでいました!

中にはトンカチがない子は四角のブロックと棒を使って
手作りトンカチを作っている子もいて、発想が面白いと思いました(*>∀<)

子ども達は夢中になって遊ぶ中で、いろいろな思いを巡らし、試したり確かめたりして探究し、
物の特性や物事の法則性に気付いたり、それを先生や友達に話しながら言葉で伝える力をつけたり、
友達の気持ちに気付いたりしています。
つまり、想像力や思考力、表現力、人間関係調整力など、さまざまな力が培われていきます。
夢中になって遊んだ結果、さまざまな体験をして学び、成長に欠かせない経験をしていくのです。
これからも、子ども達が夢中になって遊べる遊びを沢山していきたいと思います!
(長田)