緑ケ丘保育園の実践ブログblog

発表会ごっこするよ♪ 【3歳児 きりん組】

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今日はみんなが楽しみにしている発表会ごっこの日です!

 

 劇はたくさん読んできた絵本の中でみんなが大好きな物語の中から中でも一番大好きだった『てぶくろ』をする事にしました。子どもたちはあっという間に内容を覚えて次に出て来る動物を言い当てたり、動物になりきってセリフを言ったり、遊びの中から劇遊びに発展していきました。

その中でも思い出深いのはみんなで『ぎゅうぎゅうに入る』体験をした事です。子どもたちに「『ぎゅうぎゅう』ってどんなかんじ?」と聞いてみると「ギューッ」と言いながら体を小さくしてみたりお友だちと抱きついてみたり・・・。なるほど!おもしろい!とみんなの姿を見て感心しました。3歳児らしい豊かな発想に感激しつつ、「みんなで『ぎゅうぎゅう』してみようか!」と提案すると「わーい!」「やったー!」とやる気満々です。みんなどういう風に考えてるのかなと疑問に思いながらもすごく楽しそうなので私もワクワクが止まりません!

それでどうしたかと言いますと、いつもみんなが使っているテーブルをくっつけて、一人ずつ次々と下にもぐっていきました。どんどん狭くなってくる空間に、お友だちとくっついて目と目を合わせてはしゃいで大騒ぎでしたよ。全員が入り終わった後、みんなに「どう?」と聞いてみると「せまーい」「○○ちゃんがすぐ近くにおるー」等々、思いついたことを次々に興奮しながら教えてくれました。なので「『てぶくろ』の動物さんたちも同じ気持ちだったのかもしれないね。」と言うと、納得したり、驚いたり、ギャハハと大笑いしたり・・・。子どもたちになりに楽しく『ぎゅうぎゅう』を体験したようです!この経験をした事で劇遊びに興味・関心が更に高まったように思います!

それで今度はみんなで大きな手袋を作ってみることにしました!「みんなよりも大きなてぶくろを作ろう」と話をすると、「やるやるー!」と張り切って、全員で力を合わせてちぎり絵をして大きな大きなてぶくろを作りました。あっという間に完成したてぶくろを、みんなは達成感でいっぱいな表情で見ていたり、横に寝転んで自分と大きさを比べてみたり大満足でしたよ!みんなの愛がたくさん詰まったてぶくろが出来上がりました。

みんなで楽しみながら今日まで取り組んできた日々はいつも笑いが絶えなくて、見に来てくれた他のクラスの子どもたちも笑ってくれるほどでした!この劇遊びを通してきっとより一層絆が深まった事でしょう。

きりん組のみんな、本当に楽しかったね!これからも楽しい事たくさんしていこうね!

松本絹