暖かな陽の光とともに、小さな虫や花草を見かける季節となりました。
昼夜の寒暖の差はありますが、お昼のポカポカな陽気が春を感じさせてくれます。
春を待ちわびていたかのように、戸外遊びやお散歩をいつも以上に楽しんでいる子どもたちです!
そんな保育園で、春の訪れを感じられたエピソードを1つご紹介します!
夕方の園庭遊び。
楽しそうに元気いっぱい遊んでいる子どもたちを見ていると、
Kちゃんが、「せんせー!」と言って葉っぱを落とさないように両手で慎重に持ってやってきました。
保「どうしたの?」
K「みてー、てんとう虫を見つけたの!」(嬉しそうにしがらもてんとう虫をびっくりさせない為か小声で話す)
見ると、葉っぱの上に生まれたてのちっちゃな赤いてんとう虫がいました。
保「本当だ、小さいからまだ赤ちゃんなのかな?」
K「うん!そうだよ!葉っぱ(のまんなか)から動かないの。なんでだろう?」(心配そうに尋ねる)
保「そうだね、まだ風が冷たかったから寒くててんとう虫さんも、じっとしてるのかもしれないね」
(この時は2月の終わり頃で、まだ少し冷たい風が吹いてました)
K「そっか、てんとう虫さん寒かったんだね」
そう言って、風から守るように大事に葉っぱを持つ姿にほっこりていると、
K「どうして寒いのに(外に)いるの?」
寒い時期(冬)は虫は外にいないことはKちゃんも知っていたので、そう質問されました。
保「そうだねぇ、まだ風邪は冷たいけどおひさまが出てると暖かいから、
てんとう虫さんも、出てきたんだと思うよ」
K「うん(そうなんだ)!てんとう虫さんは、お外があったかくなったから出てきたんだね!」
そう言って、てんとう虫を優しく見つめていたKちゃんでした(*´∀`*)
(長田)