緑ケ丘保育園の実践ブログblog

つみきでとんとん 【4歳児 ぞう組】

カテゴリー:緑ケ丘保育園の実践ブログ

最近のぞう組さんのブームは・・・

つみき』です!!!!

「つみきでとんとん」という絵本を見た後、つみきがますます大好きになりました!

つみきってブロックと違ってくっつかないし、色も単色だし、形のバリエーションも少ないし・・・いろんなおもちゃで遊び慣れている子どもたちが思いきり楽しめるのかと、気にならないこともなかったのですが、さすがは遊びの天才のみんな! 次々にいろんな物を作って「見て見て~」の声がいろんなところから聞こえてきましたよ!自信作がどんどん出来上がります。

 遊んでいると突然Aくんが「恐竜が動き出したー!」と自分が作った恐竜を指差して大騒ぎ!(「つみきでとんとん」の絵本にも似たような場面があります。)すると子どもたちが「壁作らなん!」「恐竜くるよ!」と壁を作り始めました。最初は少人数だったのがいつの間にか全員で協力して、積み重ねていきます。「早く早く」と焦りながらも慎重に重ねて「ここが足りない」「はい!持ってきたよ」「そっちも持って行こうか?」「ここは○○(自分)に任せて!」と見事な連携プレーで壁を作りあげました。

「✨✨✨完成✨✨✨」

と思いきや・・・Aくん恐竜の襲撃によりあっという間に壊れてしまいました・・・。どうするか、子どもたち!と様子を見ていると一瞬驚いたような、がっかりしたような表情を浮かべたかと思ったら、誰かの「もう一回作ろう!」の一声ですぐに切り替わり、「今度は壊されないの作るよ!」と大張り切りでまた壁作りが始まりました。Aくんも「今度はサメ作るよ!」とやる気満々です!明らかにクオリティが上がった2回目の壁!・・・でしたがまたまたサメの襲撃に合いあっけなく破壊されたのでした。もう一回、もう一回と何度も繰り返されるこの遊び。みんなが心から楽しそうで一緒に遊んでいる保育者たちも子どもたちと一喜一憂しながら盛り上がりましたよ。

最終的にはみんなで恐竜をやっつけて、無事にぞう組の平和は守られたのでした。倒した時の喜びようはものすごかったですよ(笑)。

つみきでここまで遊びが広がるとは想像もしませんでした。子どもたちの発想や想像力の豊かさに大変驚くとともに、これからもその気持ちや想いをを大切にしていきたいと思いました。次はどんな遊びが繰り広げられるのでしょうか・・・。とても楽しみです。

松本