「水って気持ちいいね〜!」
子どもたちが首をなが〜くして待っていたプールが始まりました。
お気に入りの水着に着替え、ルンルン気分でプールに到着。
あまりにも暑いからか、早速プールへドボン。一度足を踏み入れると、そこから動かないお友だちもいました(笑)。
「気持ちいい〜!」
そのうちに、お友だちにもこの気持ち良さを伝えようと思うのか、水のかけ合いへと発展。
「冷た〜い!」
「でも気持ちいい〜!」
ひとしきり大はしゃぎした後は、おもちゃへと興味が移ります。
「これ、何だろう?」
遊び方を知らなくても、お友だちと試行錯誤しながら遊んでいるうちに、楽しめるようになってきます。小さいながらもその眼差しは研究者のようです。
「どうやって使うんだろう?」
「みたて活動」は、幼児の周りにある生活・保育用具、玩具・人形、自然の中で出会う素材を媒介にして行われます。中でも水、砂、土、粘土などは、可塑性が高いため自分なりの活動を展開するために最適な素材です。水遊びに夢中になるのは、アプローチに応じて変化があり面白いからでしょうね。
水やお友だちとの関わりを通して、「みたて遊び」「ごっこ遊び」が広がり、楽しい体験が増えることを期待しています。
林 信彦