白川保育園の実践ブログblog

「氷あそび」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  まだまだ残暑が厳しい毎日ですね。先日、氷の冷たさや感触を楽しもうとタッパーで大きな氷を、製氷皿で小さな氷を作って遊びました。氷は水の中でもわかりやすいように食紅で色をつけました。
まずは大きい氷を出して見せました。(大きい物を用意し、その大きさを視覚でも楽しみます。)
寄っては来たものの赤い氷に子ども達も「これなんだろう?」とキョトンとした表情でした。
「これ氷だよー触ってごらん」と言うと、少しづつ手をのばし氷に触れる子ども達。思わず「つめたーーい‼︎」と子ども達の方から声が出ていましたよ。

「わぁっ、つめたい‼︎つるつるするーー」

  「つめたいね〜」と言いながら大きな氷をタライの水の中に入れてみることにしました。水の中に入った氷が気になって仕方がない子ども達。じっと周りから見ていたり、触ってみたり、中には取り出して自分で持っている子ども達もいましたよ。時間が経つと氷が少し小さくなり、一部に穴が開いてきました。「わぁーー穴が開いているよ‼︎」と担任が氷を持ち上げて穴を見せると、すぐに穴の中に手を入れてくる子ども達。穴越しに覗き込んでみたり…お互いの顔が見えるとニッコリ笑顔になりました ♡

「穴に手が入ったよ!」

  小さい氷は透明のカップに一個づつ入れて子ども達一人ひとりに渡しました。氷の入ったカップを目の高さまで上げてじっと見たり、すぐに手でつかんだり、中には思わず舐めて口で確かめる子ども達もいました(笑)。水を入れてジュースみたいにして喜んで持ち歩く子ども達もいたりと…氷1個でも反応は様々でした。

「ちょっと味見(^。^)」

  そのうちに大きな氷はだんだん形も変わっていき、その様子に子ども達も見入っていました。そしてだんだん小さくなり、溶けてなくなってしまいました。「なくなっちゃった!」と担任が言うと、子ども達も友だちと顔を見合わせて「なくなったねーー」と言い合っていましたよ。

  この時期は五感が育つように色々な物に触れる経験をしています。玩具も色々な素材の物であったり、身近な土・砂・泥・水等も感触遊びには欠かせません。氷は冷たい感触そのものが魅力ですが、固い状態から溶けていく、大きい物が小さくなり最後は消えてしまうといった変化も面白いです🎵触覚だけでなく視覚的にもみんなで楽しむことができました。これからも遊びの中に五感で感じられるような魅力のある素材を用意したり、豊かな感性が育つような経験をして楽しんでいきたいと思います。

「あれー⁉︎へんな形」