白川保育園の実践ブログblog

「新チーム決め」 4歳児ひまわりぐみ

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

「新チーム決め」

  運動会も終わり、気持ちを新たにするために、「新しいチームを作ってみない?」と子どもたちに提案してみました。「やろう、やろう!」とすぐにのってきて、新チーム作りが始まりました。
  「さあ、どんなやり方で決めようか?」と投げかけると、「くじ引き」「ジャンケン」「神様のいう通り」など、前回同様の返答。そこに「あみだくじ!」とHくんの一声が。知らない子が多かったので、あみだくじについて説明すると、「面白そう!」「それがいい!」と圧倒的支持を得て、あみだくじに決定しました。
 全員廊下で待機し、呼ばれた順に線を選んでいきました。

「ドキドキするなぁ❤」

選んだ先のマークを描いた紙が貼ってあるテーブルに一人ずつ座っていきます。待っている方は「誰がこのテーブルに来るんだろう?」、くじを選ぶ方は「誰が待っているんだろう?」とドキドキしていたみたいです。お目当てのお友だちと一緒になると、手を取り合って喜んでいましたよ!
 チームの仲間が決まると、次に考えるのがチーム名。男女混合のチームなので、案が出てもなかなかお互いに首を縦に振りません。結局、「セーラームーン・ジオウチーム」という風にお互いの好きなキャラを合体させたネーミングに落ち着きました。譲歩ではなく、主張に折り合いをつけるところに、ひまわりさんたちの成長を感じました。

「ジオウでいい?」「セーラームーンがいいの!」「じゃあ、合体させよう!」「そうしよう!」

 話し合いの末、チーム名が決まった3チーム。しかし、残り1チームがなかなか決まりません。「今日決めなくてもいいから、みんながいいよというまで考えなっせ。それまでは・・・名なしのゴンベさんにしておこうかな?」と伝えました。
  翌日、Tくんが提案したのは「ホネホネプリンセスチーム」。お母さんに相談して、自分が大好きな「ホネホネザウルス」に女の子が好きそうな「プリンセス」というワードを組み合わせたそうです。しかし、首を縦に振らないAちゃん。「じゃあどうするの!」とTくん。「・・・ユニコーンがいい。」「わかったよ!ユニコーンホネホネザウルスにしよう‼」「それはイヤ!」困り顔のTくん。そこにJくんが口を挟みました。「だったら、ユニコーンホネザウルスは?」。ようやくうなずくAちゃん。安堵するTくん。
(え~っ、ほぼ一緒じゃん?決め手となったポイントって何?」と頭の中に疑問符が飛び回っていた担任でした(笑)。

               林信彦