白川保育園の実践ブログblog

「七五三のあめ袋作り」    4歳児ひまわりぐみ

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「七五三のあめ袋作り」

 若宮神社にお参りした翌日、千歳飴を入れる袋作りに取り組みました。
 今回は「マーブリング」に挑戦。「マーブリング」とは、絵の具等を水面にたらし、浮かび上がる複雑な模様を紙などに写しとる技法のことです。15世紀頃にトルコで生まれたとされ、出来上がった模様が大理石(マーブル)に似ていたことからこの名がつきました。
 おそるおそる水面に画用紙を置くお友だち。

「濡れちゃうけどいいのかな~?」

ゆっくり画用紙をめくり上げたとたん、「わ~、きれい!」という歓声が。そこにはカラフルな模様が浮かび上がっていました。

「きれいでしょ♪」

 それからはすっかりマーブリングの虜に。先に体験した子が次のお友だちにやり方を伝え、お友だちの様子を見守る姿が見られました。すると突然、Rちゃんが「私、絵の具屋さんになりたい!」と言って、お友だちに「どの色が欲しいですか?」とすすめはじめました。すると「私もやりたい!」とお友だちがあとに続き、お店屋さんごっこみたいに、活動が活気づいていましたよ!

「黄色もきれいですよ~!」

 数日後、乾いた紙を袋状にし、折り紙で作ったカメ(長生きの象徴)を貼り、あめ袋が完成しました。
千歳飴を袋に入れた後、神様でもサンタさんでもなく(笑)、園長先生に「千歳飴ありがとうございました!」とお礼を伝えることができました。
 同じ模様が1つとしてないあめ袋。個性輝くひまわりさんたちみたいに素敵でしたよ♪

 林信彦