白川保育園の実践ブログblog

「落ち葉遊び」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  秋も深まり、園内にある大きなイチョウとモミジも一気に色付き、落葉し始めました。先日戸外に出て遊んでいる時に、あまりの綺麗さに子ども達を誘って近くで見ることに‼︎ 近くに来ると落ちている葉っぱに気付き、子ども達から「はっぱー」と言いながら拾い始めました。
担任もモミジの葉を拾って「あかいあかいモミジの葉〜(中略)ぱっと広げた赤ちゃんのおててのようでかわいいな〜🎵」と日頃歌っている「もみじ🍁」の歌を歌いながら、手を広げてモミジと並べて見せて「おててみたいだね〜」と言うと、子ども達も葉っぱを手にして自分の手と見比べ始め、「おてて〜!」と言っていました。

「おててみたいだね〜」

  その後は、木の下のたくさんの葉っぱを手に集めて、子ども達の頭の上へと飛ばすと大喜び‼︎子ども達は手をいっぱい伸ばして葉っぱをつかまえようと必死です!
「もう一回!」と子ども達の催促が続き、何回も葉っぱを飛ばしては大歓声が上がり、みんなでの落葉とばしへと広がっていきました(*^^*)

「はっぱのゆきだーー」

  落葉でたくさん遊んだ子ども達は、その後も園庭で落ちている葉っぱを見つけると「はっぱ!」と言いながら手に取って見たり、「きいろ!」とイチョウの葉を手にして覚えた色を言ったりしています。いろんな形や大きさがあることや色もいろいろあることに少しずつ気付いています。わからない時は「これは?」と色を尋ねてくるので…「茶色だね。」と伝えると「ちゃいろ」と言葉にして覚えようとする姿が見られます。こういう身近な体験や興味が言葉の獲得に繋がっていくのですよね。子ども達の気付きにしっかり耳を傾けていきたいと思います。

もうしばらくは落葉が続き、木の下は黄色や赤・茶のジュータンのようになります。恵まれた環境を活かして、今の時季ならではの自然にたくさん触れて、落葉遊びも楽しみたいと思います。

田中 弥生