白川保育園の実践ブログblog

「将来は体操選手⁉︎」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  11月も終わりに近づき、時折吹く風に冬がそこまで来ていることを感じます。そんな中でも毎日子ども達は元気いっぱいに園庭へ飛び出して行きます!園庭に出ると、それぞれの好みや興味のある所へと分かれていく子ども達。ブランコ・三輪車・足で地面を蹴って進む四輪車・スケーター・砂場・アスレチック・ボール等興味も様々です。
ある日、Yくんがうんていにやってきました。“どうするのかな〜?”と見ていると、自分の手の届く所に足をかけて、しっかり上のバーを握ると勢いよく足を前へ振ってぶら下がりました‼︎足は宙に浮いた状態で数秒間ブラブラさせると、手を離して地面ヘ着地。上手に飛び降りることが出来、Yくんも満足そうにニッコリ。(^^)v
すぐにまた同じようにぶら下がっては着地してーーを繰り返し楽しんでいました。あまりにも力強く、体操選手のような動きに担任もびっくり‼️思わず「すごいね〜」と拍手をしました。

「ぼく、じょうずでしょ!」

  それを近くで見ていた子ども達も“すごいな〜”と感じたのでしょう。“じぶんもーー”と思い、すぐに同じように挑戦を始めました。最初はしっかりバーを握れず、すぐに足を着いたりしましたが、何度か挑戦する中でうまくぶら下がれるようになってきました。「せんせいみてー!」と声を出して必死にぶら下がるMくんとRちゃん。「じょうずにできたね〜」と言葉をかけると二人共とても嬉しそうでしたよ🎵諦めずに挑戦する気持ちにも感心しました!

「ぼくたちもできたよー」

  他にも滑り台を階段でなくチェーンの所から必死に登っていったり、鉄棒にぶら下がったりといろんな場面で子ども達の腕の力がついてきていることを実感します。子ども達も最初はうまくいかなくてもすぐに諦めず、何度も挑戦していったりと…精神的にもたくましくなりました!できることが一つずつ増えることで自信となり、また次への興味へと繋がっていきます。
日常の生活・遊びの場面で腕の力、脚の力がつくような動きを取り入れたりと大人が意識していくことが大切です。子ども達が“やってみよう”と思えるような環境設定や安心して挑戦できるようにそばで見守る優しいまなざしや、後押しできる言葉がけなども心がけながら〜一人ひとりの興味に寄り添って、子ども達の「できた‼︎」という喜びや成功体験をたくさん積み上げられるように…と思います。

田中 弥生